アフィリエイトで情報発信する際に、知識のインプットとアウトプットのバランスが問題になります。

どちらが重要なのでしょうか?

この結論ははっきりしています。

意識の上で、圧倒的にアウトプットを重視すべき、ということです。

その根拠を以下に述べたいと思います。

インプットを重視すると何が起きるか

アウトプット重視が答えだ、というのが私の主張ですが、もしインプットを重視すると、何が起きてしまうのでしょうか?

私の経験から言っても、理屈から言っても、以下の2点が決定的です。

  1. インプットしてばかりでアウトプットするのが億劫になる
  2. インプットでは知識は身に付かない

それぞれ見ていきましょう。

1.インプットしてばかりでアウトプットするのが億劫になる

インプットは、アウトプットよりもずっと楽です。

本当はそんなことはないのですが、少なくとも、私たちの主観の上では、どうしてもインプットの方がずっと楽なのです。

もっと正確に言うと、私たちは、「インプット」を意識すると、どうしても「アウトプット」よりも楽をしてしまうのです。

文章を読むのと書くのを比べるとすぐに分かります。

文章を読むのは、単に何か本を引っ張ってきて、ページをめくって文章を目で追いかければ読めます。

好きな小説家の本なんか、スラスラ読めてしまうでしょう。

ビジネスの本でも、比較的易しく書かれたものならば、やはりスラスラ読めてしまうでしょう。

あまりにスラスラ読めてしまうので、調子に乗って続けて何冊も読んでしまいます。

そうやって読んだ後、いざ読んで学んだことをアウトプットしようとすると、とても億劫に感じてしまうのです。

読むことで新たな知識や考え方に触れた、ということで満足してしまって、わざわざしんどい思いをして、他人に分かりやすく伝えようとするモチベーションが起きないのです。

悪い言い方をすると、「自分さえ分かっていればそれで満足」という意識になってしまうのです。

インプットを重視すると、いつの間にかインプットそのものが自己目的化してしまうのです。

当初はあくまでもアウトプットのためのインプット、という位置づけだったはずです。

ところがインプットが楽であるがゆえに、アウトプットを後回しにして、インプットし続けてしまう。

その結果、かなり頭の中に知識が蓄積した気になり(錯覚の場合が多いのですが)、今さら噛み砕いて他人に分かりやすく伝えるという骨折りもしたくなくなる。

するとさらにインプットばかりに邁進することになる。

一度このスパイラルに入ると、なかなか抜けだせません。

いわゆるノウハウコレクターになって、やたらと批評眼ばかりが肥えてしまったタイプの人も、このような感じなのではないでしょうか。

2.インプットでは知識は身に付かない

しかし、このような「インプット重視」の姿勢では、知識は身につきません。

たとえば本を読んだ後、何が書いてあったか、すぐに理路整然と他人に説明できますか?

ほとんどの人はできないだろうと思います。

もちろん私もそうです。

インプットのための行動(読む、聞く)というのは、受け身でもできることなので、どうしても無意識に楽をしてしまうのです。

頭をフル回転させていないのです。

本を読むにしても、人の講義を聞くにしても、自分が分かっていれば(分かったつもりになっていれば)それでいい、という姿勢だと、他人に伝えられないばかりか、自分自身もきちんと身に付けられないのです。

つまり、他人に対して責任がない状態だと、どうしても自分に甘くなってしまい、結局インプットが不徹底になってしまうということです。

アウトプットこそ重視しなければならない2つの理由

なので、インプットではなく、アウトプットの方を意識しなければなりません。

理由は主に2つ。

  1. そもそも情報発信とはアウトプットである
  2. 知識が身に付いた状態とは、「いつでも他人に語れる状態」

こちらもそれぞれ見ていきましょう。

1.そもそも情報発信とはアウトプットである

言うまでもなく、アフィリエイトでは情報発信が必要になりますが、情報発信とは、つまりアウトプットです。

ですから、情報発信していこうと思えば、アウトプットが必要なのは当然です。

2.知識が身に付いた状態とは、「いつでも他人に語れる状態」

上で、「インプット」ばかりだと、「自分さえ分かっていれば十分」という状態に陥りがちだと述べました。

しかし、この場合、その人は「自分自身でさえも分かっていない」可能性が高いです。

英語が身に付いた状態とは、英単語を知っている、文法を知っている、という状態ではなく、「英語が話せる」状態です。

同じように、「知識が身に付いた状態」とは、つまり「いつでも自在に他人に説明できる状態」のことだと言えます。

他人に説明できる、ということは、知識を自分で再現できるということですからね。

単に言葉や概念を知っているだけでなく、それを自分の言葉で説明できる状態になってはじめて、身に付いている、理解している、と言えます。

ではどうすればいいのか?

確かにインプットという作業がなくてはアウトプットもできません。

インプットの際には、常にアウトプットを意識しておかなければなりません。

情報発信のために、何らかの本を読む際も、自分のテーマには関係ない部分も多く出てくるでしょう。

そういう点は飛ばし、必要なところはチェックする。

自分のアウトプットに必要な部分だけをピックアップして、それを頭の中で十分に噛み砕いて、理解する。

頭の中だけで思考をめぐらすだけでなく、実際に文章に書き起こす。

文章にしようとすると、どうしても知識不足で書けない部分が出てくる。

そのときは、本なりネットなりを参照する。

この繰り返しで、他人にも伝わるアウトプットができるようになります。

インプットと決定的に違うのは、「他人に対する責任がある」という点です。

アウトプットは、自分ではなく、「他人に分かるように伝える」という明確な目的があり、それに向かって努力することです。

その過程で、インプットも要点を押さえた密度の高いものになり、その結果、自分自身の頭の中にも知識がしっかりと定着するのです。

一方、インプットそのものは、結局自分の脳内だけで閉じてしまう話ですから、どうしても甘くなり、低いクオリティでしか知識が定着してくれません。

ですから、インプットかアウトプットかと言うと、必ずアウトプットの方を意識してください。

インプットする際にも、常に「どうアウトプットに結び付けられるか」という観点で、情報に接するようにしましょう。

そういうことを意識せずに、漫然と本を読んだりセミナーに出席したりしても、時間をかけたわりに脳に定着せずじまいになってしまいますからね。

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