アフィリエイトとは、「商材をお客様に紹介して買っていただく」ことです。

しかし、アフィリエイターは、商材を売ってはいけません。

え?と思いましたか?しかし、これは本当なのです。

では、アフィリエイターは、何を売ればいいのでしょうか?

アフィリエイターは商材を売ってはならない

たとえば、あなたがアフィリエイトノウハウの情報商材を扱うアフィリエイターだったとします。

もし、あなたの目の前に、「せどり・転売系」ノウハウを探している人が現れたら、あなたはどうするでしょうか。

  1. 「ああ、自分の客ではないな、関係ないな」とやり過ごす
  2. 「私はせどり・転売は専門じゃないから他を当たってくれ」と追い返す
  3. その人のために、せどり・転売系の情報商材を見つくろって紹介する

どれが正解でしょうか?

実は、これらはいずれも不正解です。

どれも日常では、ついついやってしまいがちな反応ではあります。

しかし実際には、どの選択肢を取っても、あなたは大切な見込み客を失うことになるのです。

1と2は言うまでもありませんが、3もまずいです。

なぜなら、この場合、あなたはせどりや転売は専門外のはずで、そのような人からせどりや転売のノウハウを買う人はいないからです。

ではどうすればいいのでしょうか。

では何を売ればいいのか?

答えは、「その人が本当に欲しいのは何なのかを想像する」ということです。

その人は本当にせどりや転売がやりたいから、そのノウハウを探しているのでしょうか?

おそらく違います。その人は、せどりや転売ではなくて、「お金を稼ぐこと」がしたいはずなのです。

つまり、「お金を稼ぐ」という本当の目的のために、せどり・転売系のノウハウを探しているに過ぎないのです。

ということは、同じお金を稼ぐノウハウである、アフィリエイトの情報商材を勧めることだってできるはずです。

では、どうやったら、その人にアフィリエイトの情報商材に興味をもってもらうことができるでしょうか?

相手の頭の中をのぞきこむ

そのためには、そもそも、その人は「お金を稼ぎたい」と考えたときに、なぜ特に「せどり・転売」を選んだのか、その理由について考えてみることが大事です。

お金を稼ごうと考えた時に、せどり・転売に目を付けたからには、その人は、そのメリットに着目したはずです。せどり・転売には、

  • 専門知識やスキルが要らない
  • すぐに始められる
  • 結果が出やすい

というメリットがあります。つまり、お手軽で取っ付き易いというのが、他の稼ぐ系ノウハウと比較して、大きな特長になっています。

実際、この手軽さに着目して、「とりあえずせどり・転売から入るか」という人が多いのです。

しかし、その一方で、

  • 一人では大きく稼ぐのは難しい
  • 一人では自動化できない
  • 自動化するためには人を雇う必要がある
  • 商品を揃えるために初期投資が必要
  • 不良在庫を抱えるリスクがある

などのデメリットも存在します。

ここに、あなたが入り込む余地があるわけです。

あなたの売っているアフィリエイトのノウハウでは、これらのせどり・転売の持つデメリットがほとんどありません。

  • 一人で大きく稼ぐことも可能
  • 一人でも自動化できる
  • 人を雇う必要がない
  • 初期投資はほとんどない
  • 不良在庫を抱えるリスクはゼロ

その人は「お金が稼ぎたい」のだから、このようなアフィリエイトのメリットは魅力的に映るに違いありません。

そこで、このアフィリエイトのメリット、そしてせどり・転売のデメリットを伝えれば、アフィリエイトにも興味を示すようになる可能性が高い、というわけです。

ここが肝心なのですが、たとえその人がアフィリエイトに関心を持ったとしても、「アフィリエイトのノウハウ」が欲しくなったわけではないことを忘れてはいけません。

アフィリエイトによって手に入るかもしれない「望ましい未来」が欲しくなったに過ぎないのです。

ですから、その人がアフィリエイトに興味を持ったとしても、あなたからアフィリエイト情報商材を買うとは限りません。

しかし、少なくとも、このような観点でアプローチすれば、その人にアフィリエイトノウハウの情報商材を紹介する、きっかけがつかめたことになります。

そして、一度興味を持ってもらえば、次は信頼関係を築き上げるステップに入ることができます。

このようにして、あなたは、その人を自分の「見込み客」に転じることができるわけです。

このように、アフィリエイトでは、売るのは基本的に「商材」ではありません。お客様の「望ましい未来」を売らなければならないのです。

さらに、そのような観点からアプローチすれば、見込み客の対象をぐっと広げることができます。

お客様の願望、望む未来、というものに着目すれば、アフィリエイトノウハウの情報商材は、「お金を稼ぎたい」と考えている人すべてを対象にすることができる、ということです。

ビジネス全般に通じる考え方

この「お客様の望ましい未来を売る」という考え方は、ビジネスのどの分野にも通じるものです。

たとえば、面白い例だと、鉛筆は文字を書いたり絵を描いたりするだけではありません。「美しくなりたい」と考えている女性に、なぜか鉛筆がバカ売れしたりします。

どういうことでしょうか?

絵画のデッサンに用いるエボニーという画材用鉛筆が、女性の眉を美しく描けるということで、多くの女性に化粧品として用いられている、というケースです。

もちろん、本来は画学生や画家に向けて売り出した物でした。

これは極端なケースですが、このように、商材というものは、売ろうとして売れるのではなく、客の願望と結びついたときに売れるわけです。

ですので、商材を売るのではなく、お客様の望ましい未来を売る、とは、言葉を換えると「お客様の願望を見抜き、その願望と商材を結びつける」ということになります。

いずれにせよ、最初にすべきは、

「お客様の頭の中をのぞきこみ、願望を見抜くこと」

で、その次に、

「その願望と商材を結びつけることを考える」

という順番になります。

これが「商材を売ってはならない」の真意ということになります。

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